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2013年10月25日に更新しました。


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 フォノイコライザー内蔵のレコードプレイヤーの試聴を行っていましたが、交換針の装着がしっかりできていませんでした。「カチッ」と音がするまで交換針を押し上げないといけなかったようです。なんとも不覚の至りです。【2013年10月24日】

・ 交換針の装着した例の比較画像(交換針audio-technica ATN-3600L)
↑しっかり装着していない例(×) ↑しっかり装着した例(○) ↑しっかり装着した例(側面)(○)

 画像をご覧いただければ、おわかりになるかと思います。交換針を破損しないように慎重になりすぎて、しっかり装着ができていませんでした。なので試聴をやり直ししたいと思います。

フォノイコライザー内蔵のレコードプレイヤーの再試聴

 DENON は、言わずと知れた音響メーカー。SONICLINE は島村楽器のブランドです。
 キャビネット本体は、どちらもほとんど同じ形状です。ただ、SONICLINE SL-AT の方はリフトのアップ、ダウンができる仕様になっています。カタログでは、ワウ・フラッタなどの仕様が異なります。ちなみにDENON DP-29F のターンテーブルはアルミダイカストで、SL-AT はプラスチック製です。
DENON DP-29F
(再試聴)
SONICLINE SL-AT
(再試聴)

 AIWA PX-E860 のOEM製品であろうDENON DP-29F と SONICLINE(島村楽器) SL-AT (どちらも針が無い状態)が手に入り、某リサイクルショップで、偶然にも AIWA 交換針 AN-11という相当古いもの(audio-technics ATN-3600Lと互換性あり) があったので、これでレコードを聴くようになりました。(交換針をしっかり装着していない状態で聴いていました。あいすみませんでした。)

 ちなみに、なぜDP-29F と SL-ATの2台も同じものをと思われた方もいらっしゃると思いますが、ターンテーブルがDP-29F のアルミダイカストと SL-AT のプラスチック製の違いによる音質チェックがしたかったからです。

> アナログ時代のNHK-FMリスナーでしたので、DENON カートリッジ DL-103 の音が影響しています。

 音質についての評価は、アナログ時代のNHK-FMリスナーでしたので、DENON MC型カートリッジ DL-103 が大きく影響していると考えていただいて結構です。DL-103 は音質を重視した公共向けの業務用カートリッジというイメージがあります。当時でも設計は古く、ややスピード感不足があり、ロックやフュージョンには不向きな場面もあったと思います。(改良されていると思われますが)また、放送局側としては、音楽の解説的な音を意識していたのではないかと思います。そんなような音でした。当時は、PIONEER チューナー F-500 を使っていまして、レコードに近い音質でFM放送が聴けました。
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audio-technica 交換針 ATN-3600L Web特価 2,430円 (税込)

 AT-PL300用の交換針です。他社製のターンテーブルの交換針に比べて、ちょっと安い価格設定です。
> DENON DP-29F にしっかり交換針DSN-82 を装着しての再試聴

 DP-29F (2002年製) で、AIWA AN-11 や audio-techinica ATN-3600L を使うより純正交換針 DSN-82 が良かったので、まずこれを試聴しました。

[使用機材]
プリメインアンプ Technics SU-V500
スピーカー KENWOOD LS-SE7
[試聴LP]ハーブ・アルパート グレイテスト・ヒッツ

・ 交換針の装着例の比較
↑交換針がしっかり装着してない例(×) ↑交換針をしっかり装着した例(○)

 こうして画像を比較してみると歴然ですね。しっかり装着されたカートリッジの画像ってなかなかなくて、とんだミスをしていましました。申し訳ないです。さて、いざ再試聴です。

> 内蔵フォノイコライザーOFF での試聴

 しっかりと交換針をつけると、やはり全然違います。しっかりトレースして音を拾っているという感じです。前回はコンパクトになっている印象を受けましたが、しっかり交換針を装着していなかった為でした。気になる中音域ですが、DP-29F は比較的フラット感があって気になるほどではないですね。とは、いっても意識して聴かなければ、それほど違いは感じないレベルだと思います。ターンテーブルがアルミダイカストのせいか、音に締まりがあります。音の芯ができたことによって、伸びやかさを充分感じられる表現力がでました。思ったほど、タイトな感じはありませんでした。

> 内蔵フォノイコライザーON での試聴

 OFF時に比べると、ややクリアになり中音域もおさえられてフラットな鳴りになります。全体的に細やかな表現力がでてくると思います。ここは好みの範囲でおさまる程度の違いだと思います。ややハイあがりな印象もありますが、もともと高音域は、あまりでていないので、気になる程度ではありません。

【動作】
 動作音は、SONICLINE SL-ATより静かですが、個体差かもしれません。リフトのアップ・ダウンボタンはありません。ワウ・フラッタが他社製よりも良いので、その関係でないのかと思っています。再生中にスタートボタンを押すと、はじめから再生し直します。


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> SONICLINE SL-AT + ANT-3600L の組合せ【2013年10月24日】

・ AIWA PX-E860のOEMと思われるフォノイコ内蔵ターンテーブル SONICLINE SL-AT

SONICLINE(島村楽器) SL-AT (生産終了品)に互換性のあるaudio-technica の交換針 ATN-3600L をしっかり装着して試聴をしました。ちなみにターンテーブルはプラスチック製のものです。SL-AT(この個体)は、2004年製。

[使用機材]
プリメインアンプ Technics SU-V500
スピーカー KENWOOD LS-SE7
[試聴LP]ハーブ・アルパート グレイテスト・ヒッツ

>内蔵フォノイコライザーONで鳴らしてみました

 交換針がしっかり装着できていなかった音と比較しますと、音の芯ができたというか、しっかりした音になりました。針のレコードにあたる角度が改善された為、しっかりトレースしている印象を受けます。音場は、しっかりしていていて、そんなにスケール感が損なわれるようなコンパクトさは感じませんでした。

>内蔵フォノイコライザーOFFでの試聴

 内蔵フォノイコライザーON時よりも、音の広がりがあります。クリアさは、若干劣るようです。聴きとれる内容も少し異なりますが、概ね良好といえるでしょう。レンジは、プリメインアンプのフォノイコライザーの方が優っていると思えます。

【動作】

 スタートボタンを押してトーンアームを動作せる度に、カチャンとかシーッとか音が発生します。モーターによるギア駆動させているということもありますが、動作表示をするものがありませんので、こういった音で判断するという設計思想もあると思います。ちなみに再生中にスタートを押すと、改めてはじめから再生するところが面白い機能だと思いました。
 このターンテーブルは、ベルトドライブです。約10年ぐらい前のものですが、ベルトには問題がないように見受けられます。ただ使わずに良くない環境で保管しているとベルトが経年劣化で溶けてしまうことがありますので注意が必要です。これもあと数年で交換しなくてはならないと思います。
 回転スピードについては、他のサイトであるように若干速い様です。本体底部に回転数を調整する為の穴があるようですが、筆者は調整方法を知りません。調整する際にはストロボスコープが必要になります。
> 本体裏側の回転数調整穴!?

 試していないので、よくわかりません。検索などで詳しい解説があるサイトで、ご確認ください。
・ SONICLINE SL-AT +AIWA 交換針 AN-11

↑しっかり装着されたAIWA 交換針 AN-11

 交換針の取付けの際には、カチッと音がするまで押し上げる必要があるのですが、グッと押し上げないといけないので頻繁に針を交換するのは、おすすめできません。
← AIWA AN-11
 某リサイクルショップで、たまたまあったAIWA 交換針 AN-11 です。これも、カチッと装着して再試聴してみました。
 audio-technica ATN-3600L との見た目の違いは、カンチレバーに黒いコーティングがされていません。この黒いコーディングは、中音域の改善策だと言われいます。
 内蔵フォノイコライザーをOFFにして、プリメインアンプSU-V500 のPHONO につないでの試聴です。実際、あまり違いはありませんが、やや中音域がATN-3600L よりフラット感があります。あっさりすっきりしていますが、逆に物足りなさを感じるユーザもいるかも。
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> プリメインアンプ Technics SU-V500 (1996年 価格32,800円)

 前回は、同じTechnics のSU-V7A という30年以上前のプリメインアンプを使用しました。いま、これを使っているというのはレアな環境ではないかと思いSU-V500を使ってみました。音の厚みがややなくなり軽くなって、あまりフラットな鳴り方ではありませんが、こちらの方が参考になるかとは思います。どちらかというと、CD再生とかに工夫して使いこなすと良いプリメインアンプだと思います。

参考HP>オーディオの足跡>Technics SU-V500


> 音質向上をする為に

・ 外部からのノイズ対策

 外部からの電磁波などによりノイズがのることがよくあります。家にあるCRTモニタからもノイズを拾っています。たぶん、携帯からもノイズが発生しやすいと思われます。
 ノイズは主に、カートリッジとトーンアーム部で拾っているようです。低価格ですので、外部からの電磁波対策なしのノーガードですから、気になる方は、多少工夫したいところ。電磁シールドよりも、アース付けが実用的なんですかね。また、内部のモーターからも、いくらか影響を受けているようです。ネットでは、トーンアームにアースをつけるなどのノイズ対策をしている方もいらっしゃるようです。ハムノイズが小さければ、神経質になるほどではないと思いますが万全を期したい方は対策をとられると良いかもしれません。
 また、キャビネット(本体)が軽いので、振動やハウリング対策を講じてみるのも面白いかと思います。筆者は、下にMDF(厚さ6mm)をかましています。

・ ターンテーブルに10円玉3点置き


 某サイトで、ターンテーブルのゴムシートを外して、10円玉を3点置きすると、音質が改善するとありましたので、試してみました。
 10円玉がずれるのではないかと不安でしたが、案外レコードとの密着感があるようです。で、音の方は、わかりませんでした。というか、音質よりも実際10円玉の3点置きで、ゴムシートがなくてもレコードがかけられることを確かめたかっただけです。
 目的は、トーンアームの高さ調整のかわりに使えそうだったからです。

・ 針圧について

 AIWA PX-E860 は、針圧がかなりあるという記事を読んで実際に手持ちの電子計量計で量ってみました。針圧計で量っているわけではないし、盤面上での計量ではないので何とも言えませんが、かなり重いことになっていました。
 そこで手短にあったミニクリップ(1.1g)をトーンアームのお尻にセロハンでつけてみました。だいたいマイナス 1gぐらいにはなっていると予測します。実質マイナス分は、もっと少ないとは思いますけど。あとは耳で決めていきます。

 ミニクリップ(1.1g)をトーンアームの支点より後方にセロハンで固定しました。

 音質は、以前よりも高音がやや伸びていますが、その分やや低音不足です。そこで、内蔵フォノイコライザーをOFFにして、プリメインアンプのPHONOにつなぎ直すと、いままでより迫力のあるサウンドになりました。アンプのフォノイコライザーとマッチングしたかのようです。なんか不思議ですが鳴りもごく自然です。しかし、レコード盤ごとに異なる結果になると思いますけど、結果オーライということで。
 今回は、手短にあったミニクリップを応急処置的に使ってみました。振動対策などを考慮したウェイトを作成してみたいところです。

【追加】2013-09-27

 ミニクリップにかわりに、いまは服のボタン(0.6g)を使っています。いつくかボタンを使って、耳で選ぶのも楽しいかもしれませんね。

ミニクリップの代わりにボタン(0.6g)を貼りつけた。
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・ カートリッジ部は、オーディオ・テクニカのVM型のATN3600

 このフォノイコ内蔵ターンテーブルのカートリッジは、オーディオ・テクニカのVM型です。市販されているオーディオテクニカのVM型カートリッジで、もっともロープライスなのが「AT10G」になります。
 これと同等ではないにしても、カートリッジ部は基本性能に優れたというか無理をしていないというか何とも表現がしがたいですけど、聴き疲れのない良い音だと思います。高音域は、やや落ち気味の印象ですが、うまくまとめていると思います。

 AT10Gのレビューをみてみると、音質的にはそう違いがなさそうな印象を受けます。(たぶん違いはあるでしょうけど)
 フォノイコ内蔵ターンテーブルの場合、カートリッジが交換できないので、あとは外堀を攻めていくしかありません。できるだけ、トレース能力をあげて安定した出力を確保し音量をあげても良い音で聴ける工夫が必要だと思います。

audio-technica VM型カートリッジ AT10G

 水準器でターンテーブルの水平を保ったり、スタビライザーやマットを工夫したものを使うなど、いろいろありますね。フォノイコライザー内蔵レコードプレイヤーを電池で駆動させようと努力している方もいらっしゃるようです。いろいろな角度からの攻め方があるようです。

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